表紙の言葉/下島正資(鶴田クリニック友の会)
137号に続いて140号は都内ならどこでもということで依頼を受けさせて頂きました。
撮影した土曜日は午前中さくらの会役員会で、午後から品川の現場に行きました。撮影場所の再開発のビル群には大手企業が移転または移転予定で、東海道新幹線品川駅が開設のため、急ピッチで工事が進められています。午後からは雲が広がり、その雲の切れ目を待ち続けました。
表紙の写真は品川南口(港南口)再開発の近未来を感じる風景を探し、南口コンコース2階で昼光の下、屋根を利用して、中心に下を歩く若い二人を撮影しました。
左記の写真2枚の内、一枚は最近完成した高層ビルの壁に建設中のビルの影が映り、しかも夕日が反射しています。旨い具合に雲が切れ太陽の光の反射を利用して、少しオブジェ的な写真になりましたが、気に入った写真の一枚になりました。(編集部註*誌面が白黒で、ビルの影も、美しい反射の色も、はっきりしません)。もう一枚はロングで空にそびえる高層ビルと建築中のビルを夕焼けの中にシルエットで表現しました。撮影枚数は少なかった割には上手く撮影できたと自負しています。
|