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コラムおおつか発

北爪 勇

東京都民の障害者が恐れていた「財政再建推進プラン」が7月29日発表された。
東京都は二年前にも、心身障害者(児)医療費の助成(マル障)を見直しの対象とした。
東腎協においては、青島知事に、はがきや請願書等で制度の継続を勝ち取り、今、医療を自己負担無しで受けられている。
今回はどうか?そのための請願署名運動を各病院患者会で始めた。「マル障が見直しされたら、大変ですよ」の声を掛けて、会員一人ひとりに署名をお願いしている。

その側で非会員が耳をそばだてて聞いている。
これ見よがしに大声で、来年からマル障・福祉手当が見直しになったらと説明している自分。
東腎協に入会している人達は二年前の運動で今回の状況もわかっているが、非会員はわかっていないのではないだろうか。
後悔しないでほしい。
ぬるま湯につかっている非会員の人達よ、目を覚ましてほしい。
私達と一緒に患者会運動を始めてはどうか。
国や社会を見てもしかり、大変な時代に入ってしまった。

この辛い時に手をつないで頑張ろうではないか。

東腎協 2000年 1月25日 No.131

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最終更新日:2001年3月18日
作成:S.Tokura